当座預金残高89.0兆円と過去最高更新へ-日銀がきょうの予想を発表

当座預金残高89.0兆円と過去最高更新へ-日銀がきょうの予想を発表

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MS5RHP6JIJVE01.html

日銀の国債の買い入が、進んで、市場に過去最高の資金が投入されています。

どういうことが、起きるかというと、

通貨>実体経済 の構図を加速させていくから

インフレが進みます。

インフレとは、貨幣価値の下落となるから、円安も進んでいきます。

また、国債は、国が発行している利付の債権になって、

これを日銀が引き受けているということは、

そして、過去最高の当座預金残高を記録しているということは、

国の借金が、過去最高の速度で増えているということになります。

記事を読むと、本日付けで、89兆円 23日付で86兆5100億円

差額 24900億円

一日、8300億円 のペースで、借金が増えている計算になるのでしょう。

途方もない金額です。

過去20年間のデフレによる物価の下落を1,2年ですべて、取り戻そうとしているかのようです。

昨年4月からで、3割程度円安になっているけど、商品価格は、3割も上昇していません。

これは、企業が価格転嫁をせずに、円安分を吸収したり、内容量を減らしたりして

対応しているからです。

ただ、これにも限界があります。

臨界点を超えれば、最終的には、商品価格に転嫁されてきます。

恐らく、インフレは、なだらかには、起こらずに

臨界点を超えた段階で、爆発的に起こる気がします。

ある朝、目を覚ますと、商品やサービスの価格が、一斉に3割、5割上がっている。

「貨幣価値が下落する」ということは、「預金残高の実質的な減少」ということです。

世界では、金余りの状態が続いています。

そして、これから20年、30年は、この状態が続くことが予想されています。

 

インフレに対する防衛策は、

現金では無く、不動産や金などの実質的に価値のあるもので保有する。

 

更に、カントリーリスクをヘッジするために、海外へ資産を分散をする。

これからの日本人が生きていくために、一人ひとりが、考えていかなければならない

重要な課題となるでしょう。

 


金融緩和をすると、お金の総量が増えるから金利が下がって、株価や不動産が上がる インフレが起きる。今は、世界の主要国の長引く金融緩和政策が原因で、過去最高の資金量

今の世界経済の構造は、金融緩和をしても、貨幣量が増えても、
実体経済には、お金が回らずに、金融経済の貨幣の総量が増えるから金利が下がって、
株価や不動産に、金融緩和によるお金が流れて価格が上がる構造になっています。。

投機マネーが原因となって、結果として、実体経済でインフレが起きています。

そして、今は、過去10年以上の世界の主要国の長引く金融緩和政策が原因で、過去最高の資金量が、世界に流れています。

今日、日経新聞を読んでいて、気になる記事がありました。

「熱気なき世界株高ー時価総額 最高の70兆ドル」

どんな内容かというと、
「主要国の金融緩和でにじみ出た投資マネーが拡散している。
低金利が長引く中で、少しでも高い収益を得るために株式や商品など様々な資産がまんべんなく買われている構図だ」

どういうか。いくつかのポイントが読み取れて、

一つ目は、世界の主要国の中央銀行が金融緩和をすることで、世界に流通する貨幣量が増大した。
貨幣とは、あくまでも紙でしかない。
では、なぜ価値があるかのかというと貨幣を発行している国の信用力が担保になっています。
簡単に言うと、国が価値を保証した紙ということです。
ということは、信用さえ担保できれば、理論上は、いくらでも増やすことができるということです。

二つ目は、主要国で、低金利が長引いているということ。
これは、主要国の政策金利が低いということ。
どういうことかというと、物価が上がらないデフレ状態が長引いているということです。
しかも、金融緩和をして、貨幣を市場に沢山供給したにも関わらずで。

実体経済に、金融緩和による資金が流れていないということです。

三つ目は、金融緩和をしたお金は、主要国では、低金利が長引いているから、国内では消費されないで、
投機マネーに変わって、新興国にの株式や商品、不動産、為替などとして運用されているということ。

金融緩和は、銀行をとおして市場にお金が供給されます。
市場に投入されるお金は、すべて利付マネーになってきます。

利率以上で、運用して、資金を増やすことを必ずしなければ、いけないお金なのです。

・経済を考えると大きく分けて、二つ区分あって、実体経済と金融経済に分かれてきます。

金融経済とは、株式や不動産、先物、デリバティブ、オプション取引など、新たな価値が創造されない概念上の経済のことを言います。

これは、今、現存するものや、概念上の権利を媒体にして、売り買いをしているだけだから、
社会に対しては、新しい価値の提供はしていません。金融経済は、価値増加の実体がないからバブルを引き起こす要因になってきます。
例えば、株式、不動産、中古車など、石油、金など何か既存のものです。

・実体経済とは、モノの製造やサービスの提供など、付加価値の創造による活動になります。
実際に、社会に対して新しい価値を提供しています。

本来は、金融緩和によって、実体経済にお金が流入して、流入したお金が、研究開発や設備投資に使われて、
新たな付加価値が創造されることによって、社会が豊かになることで、経済が活性化されて、
社会がより豊になっていきます。

ところが、ここ最近の金融緩和政策では、生み出されたお金が、
実体経済には、流入ぜずに、より運用効率の良い、金融経済に流れていくため、
売り買いを繰り返されることにより、
社会は豊かになっていないにも関わらず、株価や不動産が、実質を伴わずに上昇しています。

特に、主要国は、成長しきっているから、
新興国への株式や不動産投資によって、金融経済の成長が著しく上昇しています。

金融経済の膨張とそれによって、金融経済を活用することができた人間が新たに富裕層となり、
金融経済を活用している富裕層が、超富裕層に変わってきています。

汗水たらさずに、金融経済という錬金術によって、生み出したお金だから、使うのが惜しくもない。
高級品市場が、好調なのは、そういった理由が、ひとつの大きな原因になっています。

現在、70兆ドルという貨幣が世界に流れています。

このお金は、過去最高の量であり、先進国のインフレ率が上昇していないことを考えると、
実体経済では、もはや金融緩和による資金を消化しきれないということが読み取れます。

にも関わらず、日本は、さらなる金融緩和を行い。

アメリカは、金融緩和の縮小と回収をしようとしているけど、
まだ、10年単位の時間が掛かり、EUは、日本の金融緩和政策がうまくいったのをみて、金融緩和に踏み切ろうとしています。

ということは今の世界経済の構造は、金融緩和をすると、飽和状態の実体経済には、お金が流れずに、
金融経済に積極的にお金が流れるということです。

また、この金余りの状態は、10年単位で解消するのは、不可能であり、
少なくみても、今後、3年、5年程度は、金融経済は、縮小どころか膨張を続けるということです。

この膨張したお金はどこにいくかというと、僕は、まずは、日本、アメリカ、フィリピンだと予想しています。


ロシアへの経済制裁と日本への影響について ウクライナ問題

クリミア半島は、黒海基地がある。
ロシアにとって、黒海基地と黒海は、ロシアから、地中海に抜けることができるため、EU圏への貿易と軍事の要衝になっている。
仮に、ロシアがクリミア半島を失った場合には、EU圏への海路を絶たれることになり、経済と軍事面で、大きなマイナスとなってくる。

国力は、主に、軍事力、経済力、文化力とこの3つから成り立っており、外交力は、この3つの要素に裏付けされて成り立っている。
その前提に立つと軍事力、経済力の低下は、外交力の低下を招くこととなり、国債影響力の低下につながる。

しかし、現在の情勢を見ていると、ウクライナのEU加盟は避けられないように見える。

考えてみると、
クリミア半島が、ロシア系の移民で大部分が占められているのは、ウクライナが旧ソ連崩壊時に、独立を果たしたが、その時は、独立はしたが、実質的にはロシアの支配圏だった。
しかし、さらに将来のため、ウクライナが、ロシアの支配から離れ、クリミア半島の支配が及ばなくなったときに、クリミア半島を確保するための大義名分として、ロシア系の移民政策を行っていたのではないだろうか。

そして、現在のクリミア半島は、自称独立の軍隊が、クリミアの独立を軍事的に確保し、ロシア系移民により、住民投票が行われ、ロシアへの編入案が可決された。

これにより、ウクライナが、クリミアと二分割されて、プーチン大統領の発表により、軍事侵攻も回避され、情勢は、落ち着いたように見えたが、

ここにきて、アメリカが
「クリミアは、ウクライナのものであり、ロシアへの編入は認められない。編入した場合には、ロシアへの経済制裁を実施する。」と強硬に主張している。

これには、どのような意図があるのだろうか。
表面上は、ウクライナのためといっているが、国際政治の世界では、それはありえない。
ウクライナのためという発言は、嘘であり、すべてはアメリカの国益ための発言でしかない。

それでは、どのような意図があるのだろうか。

■ロシアは、経済制裁を受けてでもクリミア半島は、譲れないという判断を下したということだろう。長期的に見た場合、クリミア半島の放棄による地政学的な軍事力、経済力リスクのほうが高いということだろう。
ロシアが、クリミア半島を放棄することは、考えられないので、アメリカによる経済制裁は、実施されるだろう。
経済制裁が実施された場合には、経済的にEU圏、アメリカ、日本と孤立することになる。その結果として、中国と経済的により、近づかざる得ない。そして、生き残りのために、新たに中露経済圏が生まれる可能性がある。

■EU圏は、報道を見ていると、経済制裁については、それほど乗り気ではないように見える。何故かと言うと、EU圏で使用する天然ガスの3分の1は、ロシアからの輸入だからである。ロシアからのガスの輸入が停止した場合、EU圏は、経済的に大打撃を被る。しかし、アメリカが経済制裁を決定した場合、EU圏も同調する必要が生じ、ガスを輸入するわけにはいかなくなる。
その場合、EUで使用する天然ガスの3分の1を賄えるだけの新たなガスの供給先を探す必要があるが、世界第2位のガス輸出国であるロシア以外では、供給先の確保は、実質的には、不可能だと思われる。

■日本は、現在、ロシアとは、良好な関係になりつつあったが、アメリカが経済制裁を実施した場合には、立場上100%アメリカに追随せざる得ない。その結果、年内に解決を目指していた北方領土問題は長期棚上げとなり、計画されていたロシアとのガス田の共同開発、ガス輸入の停止など、エネルギー政策において再度、大きな政策転換を迫られる。原発が停止している日本においては、致命的とも言えるのではないだろうか?
また、いずれの場合においても、ロシアの技術が、ロシア経由またはウクライナ経由で、中国に流出するのは、確実なので、結果として、中国の軍事技術の底上げとなり、日本の防衛上の脅威は、増すこととなる。
また、中露経済圏が成立した場合には、東シナ海のみならず、日本海側全体で、防衛網を再構築する必要が生じてくるため、日本は、軍事面でのアメリカへの依存度がより高まることとなる。

■中国は、アメリカの経済制裁が、されてもされなくても、どちらでも大きなメリットが得られるだろう。ロシアへの経済制裁が実施されれば、ロシアとより近づくことができ、されなくてもウクライナと近づくことができる。どちらの場合でもロシア、ウクライナは、経済的には困窮するので、その結果、ロシア、ウクライナ経由での軍事技術の流出により、軍事技術の底上げがされ、軍事力の強化に繋がる。ロシアの国力低下と軍事技術の底上げにより、一層、国際的な発言力が大きくなることが予想される。

■アメリカは、ロシアの国力を削ぐことで、相対的に国際的な地位を向上させることができる。また、ロシアとEU圏を分断することにより、EU圏は、ロシアからガスを輸入することができなくなるので、EU圏へ言値で、シェールガスを売ることができる。資源価格の操作である。さらに、資源によりEU圏を支配下に置くことも可能になる。
日本についても、ガス供給先の選択を無くすことで、天然ガスの価格を操作することが可能となる。さらに、中国の軍事力の強化と中露経済圏の成立により、軍事面でもアメリカへの依存度がより上がってくる。それにより、資源面も含めて、日本のアメリカ依存はより高まることになる。
アメリカへの依存度が高まることにより、アメリカの要求に対しての交渉力が低下する。
その結果、TPPでの交渉力も低下し、アメリカ主導で、すべてが決まり、日本は、本当の意味でアメリカの経済的な植民地となる可能性がある。


話していて、嫌いな人

つい先日、2年近く、毎月、定期的に集まっている人たちと大塚の居酒屋に集まっていた。

最近、マンネリだな。
と思いつつも、付き合いもあるからと続けていたけど、
やっぱり、つまらい。

何が、つまらないかというと、話しの内容が2年前と変わらない。
話をしていて、過去に話し合った課題というか、問題について、解決されていない。
そして、課題があるのも関わらず、悩んだ形跡がみられない。

だから、2年以上も、話をしているから、
少し話をするだけで、相手の中身というか全体像が透けて見えてしまって、
僕の中で、相手に対して興味をなくしてしまって、
それ以上、話をする気がなくなってしいる。

ゴルフの話題、女の話題、ゲームの話題、子供の話題、家族の話題、スポーツの話題と
テーマについては、何でもいいのだけど、
どれも本気で取り組んでいないのが、すぐに分かる。

話を聞いていると、本に書いてあることや、他人の言葉を繰り返しているだけで
中身が無くてペラペラでつまらない。

結局、悩んだ形跡がないということは、自分の経験に基づいて語っていないと思う。

なぜ、そんな事をするかと考えてみると
「カッコ付けたい。自分がすごいと思われたいのかな?」

それなら、それで、構わないから、話した瞬間に、
底が透けて見えるレベルでは、語らないで欲しい。

「もうちょっと、頑張って見栄を張ろうよ。」と

人間として興味深くない。興味が持てない。

どうやら、僕は、底が見えない人や
自分の知らないテーマを深いレベルで、提供してくれる人に、興味があるらしい。

ただ、底が見えないのには、2種類あって、
・底は、浅いけど、濁っていて、底が見えない場合と

・澄んでいて、それでも深くて底が見えない場合。

この区別が分かっていれば、少し話せばだいたい
この人が、自分の経験で語っているのか、借り物の言葉なのかが、
感覚で、分かってきます。

気が付かないのは、話をしている本人だけ

結局、友人関係については、
「この人と一緒に居ると居心地良い」という関係は、求めていない。
ということに、今更ながらに、気がついた。

だから、パーティーとか飲み会に、行ってもまったく楽しくないし、
いつも、端っこで、浮き上がっている。

僕の感覚では、
男同士で、一緒にいて、居心地が良いというのは、何かキモい。いや、とてもキモいと思うし、

男と女で、一緒にいて、居心地が良いと、恋愛になってしまうから、
奥さんだけで充分だろう。

その場に留まるために、自分から、必死で何かのテーマを提供しないといけない。

その時は、無理でも次に、会った時。
それでも、無理ならその次と。

そのためには、経験を積んで、知識を付けて、体を鍛えて
ステージを何とかして、上げていく努力をする。
そうしないと、相手にとって、僕の方が、つまらない人間、無価値な人間になってしまう。

悩んだ形跡がない人間は、つまらないし、魅力的ではない。

僕の中では、悩んだ形跡がない人間は、3つに分類されている。
・悩みがでたら、目をつぶってごまかす人間。嘘つきや事なかれ主義。
・悩みがでたら、他人にすべてを押しつける。他人に依存して、他人から奪う側の人間。
・自分のできる範囲でしか、生活をしないから、悩みがない。

いずれの人たちも、10年経っても、何の進歩も見られないだろう。
社会に対して何かの価値を提供できるのだろうか?

時代や社会環境やインフラが変化し続ける中で、社会に対して、価値を提供し続けることができるのだろうか?

僕は、
こういった人間は、無責任だと思っています。

なぜかというと
例えば、僕には、奥さんと子供の家族がいます。
会社も有って、お客さんもいて、スタッフもいます。

自分自身が、社会の中で、価値を失ってしまって、
こういった自分と関わっている人たちに対して、責任を果たせるのだろうかと。

もちろん、みんな一人ひとりが、自立した人間で、僕一人の責任ではないけど、

自分の責任だと思う範囲を少しずつ広げる。
そして、実際に責任を取れる範囲を少しずつだけど広げていく。
はっきりいって、この作業は、とても苦しいし、
年単位で、時間が掛かるし、精神の作業だから、成果が物理的に目に見えることもない。

では、どうして、苦しい作業を続けているのか。

僕の場合は、奥さんやスタッフとか、環境とか、頑張って続けても、周りから求められ
責任に、応えるために、
「でも、まあ仕方がないか。」と思って、諦めて続けています。

結局は、これが「悩む」ということであり、
この繰り返しが、「経験」になり「悩んだ形跡」になって、
その人から、にじみ出てくるもの。

そして、僕も、悩まなくなったら、
上のステージの人からは、
つまらない人間の一人になってしまう。

結局は、悩みながら、心が折れないように
たまに休みを入れながら、
諦めて、生涯、やり続けるしかないのだろう。


なぜ、人は信じるのか。

自分が話したことをなぜ、
信じてもらえたり、
信じてもらえなかったりするのだろう。

他の人が言うことを聞いた時になぜ、
信じたり、
信じなかったりするのだろう。

とその理由を考えてみた。

自分の中で、考えを掘り下げた時に、

相手が信じるかどうかについては、
「何を言うか」
よりも、まず、
「誰が言うか。」を大切にしていた。

「誰が言うか。」というのは、その人の信頼度合い という意味は、
その人が「語るべき資格がある人」かどうかも含まれていた。

まず、「信頼している。語るべき資格がある人」の話であり、
次に「何を言うか。」という内容と信頼性であった。

「誰の信頼性」と「何を言うか。の信頼性」の乖離の度合いによって、
信じるかどうかが、決まっていました。

そして、人は、信じなければ、行動しません。

とすると、人に何かを伝えて、行動して欲しい時には、

まず、相手にとっての自分の信頼残高を増やすことに集中する必要がある。

信頼残高を増やすには、どうすれば良いのかと考えると
 誠実に生きる。
 誠実に相手と向き合う。
 誠実に物事に取り組む。

というのが、一つの方法だろうと思います。


聞くこと、話すことの難しさ

先日、話を聞くのが下手な人にアドバイスをしていた時に、偶然、自分で、どういう心構えで、人の話を聞いているのかが分かったので、お話します。

まず、前提として、
「どんなに頭の良い人でも、他の人の話を100%正確に聞くことはできません。」

それは、何故かというと、言葉は、現実の一部を言語という記号を使って、切り取ったものだからです。

どういうことかというと、
「りんごは赤い」という事実を例にとってみると

相手に、「りんごは赤い」と伝えたときに、

僕の考えている「赤」と、伝えた相手が考える「赤」は、赤の濃度や明るさで、絶対に同じになりません。

また、りんごの「大きさ」「品種」などその他、いろんな条件で、
伝えた相手が、僕と同じものを頭に思い描くことはできません。

一つの言葉だけでも、これだけの違いがでてきます。
そうすると、会話や文章など、コミュニケーションの中で、生じる差というのが
どれだけの距離があるのか。

僕は、相手に伝わっている、相手のことを理解しているというのは、「幻想」だと思っています。

そうすると
・人の話を聞く。
・相手に伝える。

方法ということを考えた時に、常に、次の心構えを持つ必要があります。

・自分は、相手の話を聞けていない、理解できていない。
・自分の話は、相手に伝わっていない。

自分自身は、常にこの疑念を持って、人の話を聞いて、相手に語っています。
だから、必ず、コミュニケーションの中で、疑問がでて、質問がでてきます。

そして、もう一つ大切なことが、
・自分は、一度で、相手の話を理解できるという確信。

この両輪に位置するものをできるだけ、高い次元でバランスさせる。

そして、その次元を上げていってやっと

物事を1ミリだけ、
「あるがままに見る。」
「あるがままに伝える。」

ことができるようになれるかも、と思っています。


中国の国家戦略と今後の世界

現在の中国の国家戦略というのは、
「アメリカと中国で、2大大国の構図を作りましょう。太平洋を中国とアメリカで、分割統治しましょう。」
というのが、現在の大きな目標になっています。

言い方は、綺麗ですが、簡単に言うと
中国は、地球の中心であり、
世界第二位の大国だから、それに相応しい領土を持つべき。

アメリカをアジアから追い出して、中国の支配が支配すべき
ということです。

そのための戦略として、第一次列島線までの影響力拡大を目指しています。

しかし、太平洋に出るための要衝には、沖縄、尖閣があり、
この地域は、日本の管轄下であり、アメリカの管轄下になっており、

特に、尖閣諸島が邪魔になって、自由に太平洋を出入りできない状態になっており、
軍事的な影響力を行使できない状態になっています。

また、有事に際しては、沖縄、尖閣からの中国本土への攻撃が可能になっており、
アメリカの軍事的な牽制を常に受け、中国にとって、好ましくない状況になっています。

従って、現在の尖閣問題は、海洋資源を目的としたお話というよりは、
第一次列島線を確保するための大義名分と拠点を得るためだと考えられます。

実際、何らかの形で、尖閣の上陸が可能になった場合には、
まず、海洋資源開発の大義名分で、海上プラントという軍事拠点を建設して、
尖閣自体も港と潜水艦、対空ミサイルを主戦力として、要塞化するのでは、無いでしょうか。

その後、可能であれば、沖縄までの領有権を主張して、保有したいのが本音だと思われます。

現在は、南シナについては、軍事力をバックにして、ほぼ全域が中国の影響下にあります。

また、国際世論を抑えこむために、ヨーロッパについては、経済力を武器に批判を抑えこんでいます。

現在、世界は、色々と問題は、ありますが、「調和」を保っています。
この「調和」は、第二次世界大戦後に、先の世界を見据えて、アメリカ主導で、構築されました。

その構図よれば、中国が台湾、香港までの領土と領海を維持している限りにおいて
維持されるように設計されています。

そして、中国は、その調和を大きく逸脱しはじめました。

そのため、「調和を求める者」の手によって、
再度、「世界の調和」を取り戻すため、
約2年前より、世界の流れを変化させ、様々な施策が施されるようになってきました。

・アメリカ経済の強化
・日本経済の強化
・間接的な中国経済の弱体化
・南シナ沿岸部での、日本の影響力強化と中国包囲網の強化

「調和を求める者」は、アジアの統治者をアメリカの属国「日本」を選んだと思っています。
今後、10年以内で、日本は、もう一度、GDP2位になり、
世界の基軸通貨は、ドルと円 になるように、調整が加えられていくと考えています。


中国の防空識別圏の設定の意図と世界構造の変化のきっかけ

中国の防空識別圏の設定

これには、驚かされました。
東シナ海のほぼ全域をカバーする範囲で設定されており、他国の領空をも含め、かつ、識別圏を通過する航空機に対しての武力行使まで、示唆している。

実質的な領土の拡張と他国領土内における主権行使を主張。

日本人には、まったく理解できない行動。

では、どんな意図があるのだろうか。

「力による現状の変更」
と安倍首相がしきりに言っているが、これが的を得ていると思う。
個人的に、中国人とは親しいが、国際社会では、非常識な「力による現状の変更」を基本的には、肯定している。

さらに、「合理的な考え」悪い意味で言うと「出来る限り楽をしたい」「利益重視」というのも
一つのキーワードになっている。

基本的に、物理的な「自己利益」を物事の中心においており、ルールなどに優先して行動している。
そして、他の人もそのルールが当てはまると勝手に思い込んでいる。

交渉をすれば、最終的に、お互いが利益があるところで、決着できると考えている。
言い換えると、交渉は、どちらかが損をする形では、決着していないと考えている。

しかし、日本人なら分かるが、自分が損をして、相手に利益のみを与えることがあり、
日常的に行われているのが理解できると思う。
これは、日本人は、「集団的利益」を考えた行動を取ることに起因している。

もちろん、日本人にも「自己利益」を優先する人も、たくさん居るし、中国人でも同様である。

ただ、国家間の関係や意思決定がされる場合、個人の特徴は、すべて関係なくなり。
各国の文化的な考え方が、もっとも強調される判断と行動がされている。

日本政府と中国共産党のいずれかが、存続する限りは、
「防空識別圏」の設定は、変更される事はなく
「尖閣問題」は、解決することはないと思っている。

そして、「尖閣問題」の本質は、
アメリカと中国との綱引き だと思っている。

そして、今回の「防空識別圏」の設定は、
今後の、世界の関係構造を変える非常に危険で、重大な行動だと思っている。

今後、世界の中で、どのような構造になっていくのか。

次回へ続く