中国の防空識別圏の設定の意図と世界構造の変化のきっかけ

中国の防空識別圏の設定

これには、驚かされました。
東シナ海のほぼ全域をカバーする範囲で設定されており、他国の領空をも含め、かつ、識別圏を通過する航空機に対しての武力行使まで、示唆している。

実質的な領土の拡張と他国領土内における主権行使を主張。

日本人には、まったく理解できない行動。

では、どんな意図があるのだろうか。

「力による現状の変更」
と安倍首相がしきりに言っているが、これが的を得ていると思う。
個人的に、中国人とは親しいが、国際社会では、非常識な「力による現状の変更」を基本的には、肯定している。

さらに、「合理的な考え」悪い意味で言うと「出来る限り楽をしたい」「利益重視」というのも
一つのキーワードになっている。

基本的に、物理的な「自己利益」を物事の中心においており、ルールなどに優先して行動している。
そして、他の人もそのルールが当てはまると勝手に思い込んでいる。

交渉をすれば、最終的に、お互いが利益があるところで、決着できると考えている。
言い換えると、交渉は、どちらかが損をする形では、決着していないと考えている。

しかし、日本人なら分かるが、自分が損をして、相手に利益のみを与えることがあり、
日常的に行われているのが理解できると思う。
これは、日本人は、「集団的利益」を考えた行動を取ることに起因している。

もちろん、日本人にも「自己利益」を優先する人も、たくさん居るし、中国人でも同様である。

ただ、国家間の関係や意思決定がされる場合、個人の特徴は、すべて関係なくなり。
各国の文化的な考え方が、もっとも強調される判断と行動がされている。

日本政府と中国共産党のいずれかが、存続する限りは、
「防空識別圏」の設定は、変更される事はなく
「尖閣問題」は、解決することはないと思っている。

そして、「尖閣問題」の本質は、
アメリカと中国との綱引き だと思っている。

そして、今回の「防空識別圏」の設定は、
今後の、世界の関係構造を変える非常に危険で、重大な行動だと思っている。

今後、世界の中で、どのような構造になっていくのか。

次回へ続く


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